【EMA商店】へようこそ！ ◆ご覧いただきまして、真にありがとうございます 江戸時代頃の珍しく上等な赤銅の手炉(シュロ)です。
一見香炉のように見えますが、
真鍮の持ち手が付いています。

暖をとったりするには
通常大きな手あぶりですが、
この手炉は現代でいうカイロのようなもので、
お香を入れ香りを楽しんだり昔は大変贅沢な物でした。

大名行列の際、駕籠（かご）の中の権力者などが
冷えないよう中に吊るして
使用されたりもしていたようです。

吉祥の桃図に網目透かしが施され、時を経て、
全体に非常に味わい深い光沢を呈しています。

口縁がとても微妙に造形されていて、
蓋(火屋・ほや)がピタリと合う部分があって
何か目印を付けておくと開閉しやすいです。

へこみや底に高台に沿うような割れがあり、
炭灰を入れるには特には問題ありませんが、
時代のある良い品ですので、漆直しで修復されたり
現状使用される際には念の為に敷き紙するか瓦(かわらけ)など
陶片を入れて使用されるとよいでしょう。
その他、味わい深く良いと思います。
古いものですので画像もご確認の上、
ご検討ください。

香炉としてや、
中に落としとしてお猪口やコップなど入れて
花活けとしても◎

★サイズ(約寸)
高さ(下部～火屋蓋まで9.5cm)持ち手含み14cm
胴径13.5cm
重量370gほど

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