稀少！山梨県甲州市にある竹森産水晶から削り出した大珠（たいしゅ）。
大珠は縄文中期から後期にかけて、術用や祭事用具として使われていました。
基本的には中央に穴があいていて、首飾りのようにして使われたようです。
もともとは大珠は翡翠で作られていたそうですが、こちらは稀少な国産水晶を原石から加工し、制作しました。

竹森鉱山は、乙女鉱山と並んで古くから水晶の産地として知られてきましたが、現在は採掘場が立ち入り禁止となり一般の方は採集できません。
こちらの水晶の中に見られる暗褐色の針状結晶は苦土電気石（ドラバイト）で、植物のススキに見えることからこれを含む水晶は、「ススキ入り水晶」と呼ばれています。
結晶内部にいくつものススキが見られます。
透明感は少なく、霧やクラックも入っていますが貴重な国産水晶としてお楽しみください。

大きさ：３８×２８×１５ｍｍ（穴の大きさ：約２ｍｍ）
重さ：約２２ｇ
硬度：７
産地：山梨県甲州市塩山竹森