【准胝観音像】複製 アウトレット 東京国立博物館◆仏画◆工芸◆古仏画◆絹本 仏教美術

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

この作品は、布地への工芸(印刷)です。

准胝観音は、真言密教の醍醐寺を中心とする小野流で六観音の一つとして信仰された。六本腕で四天王を配する図様は珍しい。准胝観音の柔らかな色彩や精緻な截金文様などの平安時代的要素と四天王像の力強い描写にみる鎌倉時代的要素が共存している。 准胝(じゅんでい)観音は、京都・醍醐寺(だいごじ)を中心とする小野流の真言密教では、六道で苦しむ衆生を救済する六観音のひとつとされます。除災、延命、安産などを祈る修法で本尊として用いられました。平安時代、醍醐天皇(だいごてんのう)の皇子誕生を准胝観音に祈願したところ、のちの朱雀(すざく)、村上両天皇が誕生したことから、とくに子授けや安産祈願の対象とされました。 通常は単独で描かれますが、この作品は、中央に准胝観音、その周りに四天王を描くとても珍しい形式です。 准胝観音は、輪郭(りんかく)を柔らかく淡い朱の線でひき、全体に明るい中間色で描かれています。衣などに見られる金色の繊細な文様は、金箔(きんぱく)を髪の毛ほどの細さに切って貼り付ける截金(きりかね)の技法によるものです。さらに、脹脛(ふくらはぎ)の膨らみなどには、白いハイライトをきかせて立体感を出す「照暈」(てりくま)、衣の襞(ひだ)などに、地と同系統のやや濃い色を使って立体感を出す「段暈」(だんぐま)の技法が使われています。全体に、柔らかく優美な雰囲気が感じられるのは、平安時代末の院政期(12世紀)の仏画の特徴といえるでしょう。 一方、周囲の四天王は、輪郭の墨線が強く、全体に少し暗めの色が使われています。動きの感じられるポーズ、ひるがえる衣の表現など、全体に力強い印象は、鎌倉時代の特徴といえるでしょう。 平安時代から鎌倉時代へ、時代の変わり目を感じさせる作品です。

綺麗な状態です。

 
絵サイズ:約470×1040(㎝)

発送:80サイズ宅急便

◎送料の改定により、商品説明と実際の送料が異なる場合があります。その場合、改定後の送料をお伝えします。

※送料に差額ありましても、そのまま発送します。請求も返金もしません。


※落札後48時間以内の連絡、3日以内の入金できない場合、入札ご遠慮ください。

残り 1 10,000円

(512 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 12月20日〜指定可 (明日11:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥285,369 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから