#Rodolfo Buenano(b)#Guillermo Tariba(dr)#Domingo Moret(fl)#Tata Guerra(perc.)#Virgilio Armas(p)#Freddy Leon(prod.,key)#1973年#委BASFオリジナル#Jazz#Latin#Folk#Modal#Spiritual#Onda Nueva#Gilles Peterson#辺境ジャズ#入手困難

須永辰緒氏レコメンドで人気のラテン・グループ”Sexteto Fantasia”のピアニストVirgilio Armas率いるカルテットによる73年の激レア盤。Aldemaro Romeroと並び、ベネズエラ・オンダ・ヌエヴァの基礎を築いたピアニストFreddy Leonプロデュースの下、フォルクロレとモダール・ジャズが融合した南米ジャズの逸品[Espejismo]のオリジナル盤の出品です。

Virgilio Armas Y Su Cuarteto名義でリリースした唯一アルバム。Sexteto Fantasia時代から一緒だったRodolfo Buenano(b)、Guillermo Tariba(dr)、Domingo Moret(fl)とのカルテットを軸に、Aldemaro Romero楽団のパーカッション奏者Tata Guerraとオンダ・ヌエヴァの巨匠Freddy Leonが参加。オンダ・ヌエヴァの影響を受けた音作りと、ベネズエラの名作曲家の作品を交えた選曲・アレンジが素晴らしい名盤です。

優雅なフルートに軽快なピアノが跳ねるボッサ・ジャズ”Tamanaco”を皮切りに、Eduardo Serrano作のメレンゲ楽曲を、美しいスピリチュアル・ジャズに仕立てた”Barlovento”や、Jose Antonio Lopezの代表曲をパーカッシブな激渋高速ラテンジャズに仕立てた”Rio Manzanares”、優雅なボッサ・ジャズ”Moliendo Cafe”、フルートが優雅に舞うオンダ・ヌエヴァ調のジャズナンバー”Canaima”や”Sueno Indio”等のオリジナル曲を収録。中でも、Gilles Petersonがプレイした事で、この盤が世に知れ渡るきっかけとなった曲で、独特の緊張感溢れるスピリチュアルなモダール・ワルツの傑作”Sobre El Orinoco”が素晴らしいです。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。同時期にFreddy Leonのレーベル[Leon]からも同仕様盤がリリースされており、此方が一応セカンド扱いになっています(製造元・カタログ・マトリクスも全く同じ盤です)。ようやく再発のリリースが決定したようで、心待ちにしているファンの方も多いかと思います。随分と前に出品して以来の最後の手持ちの一枚ですので、お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

BASF LP-10.012
ベネズエラオリジナル ステレオ盤
1973年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
ゲートフォールカバー

■コンディション

盤 VG++(微スレのみで目立つ傷や汚れの無い綺麗な盤です。各サイド冒頭曲に軽いチリを感じますが然程気にならない程度です。以降はチリ等非常に少ないクリアな再生が楽しめる盤です。セッティング・水洗い等のクリーニングで更に改善するかと思います。レーベルも綺麗で、当時の南米盤にしては上の中くらいの印象です。)

スリーブ VG(スレ、角打ち、リングウェアあります。エッジに傷み見られますが、抜け裂けはありません。内側に薄汚れ、薄カビ見られます。当時の南米盤にしては並くらいの印象です。)


此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。(古い音源は順次削除して参りますのでご了承願います。)